2014年10月24日
「今日の読みどころ」 10月24日朝刊 編集編成局次長 前田浩智
【マタハラ、最高裁が初判断】
妊娠や出産を理由にした差別は「マタニティーハラスメント(マタハラ)」と呼ばれます。男女雇用機会均等法で禁じられていますが、ではどのような場合に違法となるかについて、最高裁は23日、「本人の承諾がないような降格は違法」との初判断を示しました。企業の対応が急務です(1面、社会面、統合12版から)
【再出発祈る】
新潟県中越地震は23日、発生から10年の節目を迎えました。被災各地では、住民や遺族が鎮魂の祈りをささげ、新たな一歩を踏み出すことを誓いました。ただ、一時全村避難を余儀なくされた旧山古志村(長岡市)は人口が半減、出生数は昨年度ゼロでした。復興の難しさを実感します(1面、社会面、記者の目、統合12版から)
【笑顔で過ごしたい】
8月の連載「がんステージ4を生きる」には、読者から多くの感想が寄せられました。家族は、患者と同様に、あるいはそれ以上の苦悩を抱え闘病を支えています。患者の死後、「もっと何かできたのでは」と自分を責めたり、後悔したりするケースもあります。悩みの深さを改めて思います(くらしナビ面、統合12版から)