2015年01月10日
【販売店スタッフお勧め】
今日はここ最近で読んだ本の中からおすすめの一冊を紹介します。
偽りの薬 バルサルタン臨床試験疑惑を追う
毎日新聞科学環境部 河内 敏康・八田 浩輔 :著
定価:本体1,400円(税別)
患者を裏切り、利益を食らう者たちを許すな。
降圧剤「バルサルタン」をめぐる、
巨大製薬企業・ノバルティスファーマと
大学病院の癒着に迫った900日――!
日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞、調査報道の真骨頂!
「論文不正」――記者の元に届いた1通のメールから全てが始まった。
ノバルティスファーマ日本法人社長への直接取材、臨床試験に関与した
元社員自宅への訪問、たび重なる謝罪会見、厚労省の検討委員会、内部告発者の
出現......二人の新聞記者が、地を這うように現場を駆ける!
「この機会を逃したら、製薬企業と医師の関係は当分変わることはない」
(感想)
まず、新聞の必要性を大いに感じた一冊でした。インターネットニュースではここまでの取材は不可能。昨今話題の小保方さんよりこちらのほうが重要な事件です。私の願いは一人でも多くの人にこの本を手に取ってもらえることです。最近面白い本に出会ってない方!是非お勧めします。
本庄店 渡辺
[事件の概要]
http://mainichi.jp/topics/scie_20131023_1508.html
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[注文はこちらから]
http://books.mainichi.co.jp/2014/11/post-ccab.html